不道徳教育講座 〜everything but the shady passion〜

趣味・仕事・日常 見たもの感じたこと考えたことを徒然なるままに綴るブログ

DISC 3 【Supercar 〜スリーアウトチェンジ〜】

切なさと青っぽさを兼ね備えたスーパーカーの1stアルバム

 

スーパーカーといえば、映画ピンポンを思い出す人も多いのではないでしょうか。

 

 

 

スーパーカーは初期のノイジーギターポップから後期のエレクトロサウンドへと、その音楽性を変えていきました。ピンポンで使われているのは、中後期の楽曲です。

 

基本的に、どのフェーズのスーパーカーも好きですが、私が特に好きなのはこの1stアルバムの頃。

青森から上京し、デビュー時10代だった彼らの瑞々しさと若々しさが反映された素晴らしい楽曲群。その中には、秀逸なメロディ、等身大の背伸びしていない歌詞が散りばめられています。

 

高校生の私は、思春期特有の気だるさを素で表現している彼らに感情移入してヘビロテしまくりでした。

 

アルバムのトップバッター

♪Cream Soda

 

 

惜しむらくは、私がスーパーカーを知ったのがバンド解散後だということです......

再結成などあり得ないと知りつつも私が期待してしまうのは、それだけこのバンドが好きだということなのでしょう。

 

あまり感傷に浸ると懐古厨になってしまうので気をつけたいところですが、このアルバムは死ぬまで聴き続けていくことになると思います。

 

最後はデーブ・スペクターに締めてもらいましょう笑

♪Lucky

 

それでは。

 

DISC 2 【Cap'n Jazz 〜Analphabetapolothology〜】

 初期衝動の楽曲群

 

 

 

これから私が好きなバンドたちを取り上げていくにあたって、早めに紹介しておいた方が都合いいなあと思ったので、このバンドを紹介します。

 

その名も、Cap'n Jazz(キャップン・ジャズ)

 

まずはアルバムから1曲。

 

1989年にアメリカのシカゴで誕生したこのバンド。

楽曲にはは初期衝動が詰め込まれてます。

荒々しく動き回る楽器隊に、ヘロヘロの声で押し切っちゃう感じ。

そんな風に突っ走れた彼らを羨ましく思えてしまう程です。

 

楽曲自体も好きなんですが、何よりも紹介しなければいけないのはそのメンバー。

 

Tim Kinsella (vocals) 

Mike Kinsella (drums, vocals)

Sam Zurick(bass guitar)

Victor Villarreal (guitar, vocals)

Davey von Bohlen (guitar, vocals)

※2人キンセラがいるのは兄弟だからです。

 

このメンバーは後に、エモ・ポストロック界隈をアツく盛り上げていく面々なのです。

このバンドから派生していくバンドはThe Promise Ring、Ghosts and Vodka、Joan of arc、American football、Owls、Owen、Maritime、Their/They're/There等々、実に多い!

 

その系譜を追っていった樹形図のようなものがネットにあったので借用します。

 

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いやー、ほんとにその影響力に脱帽致します。もしもキンセラ兄弟が生まれていなかったら、Cap'n Jazzが結成されていなかったら......そう思ってしまいますね。

 

きっとこれからもアツく盛り上げていってくれるんだろうなあ。

彼らの動向からは目が離せません。

 

最後に同じアルバムからもう1曲載せて締めます。

 

では。

DISC 1 【The Get Up Kids 〜Something to Write Home About〜】

 エモとの邂逅 

 

記念すべき最初の記事。このアルバムを紹介します!

 

 

思い出の、忘れられない1枚です。

 

The Get Up Kidsとの出会いは高校1年生の時。6歳年上の兄の影響でした。

兄が集めたCDの山の中から、ロボットのジャケットに惹かれて聴き始めたこのアルバム。

まだ音楽に興味を持って間もなかった私は、切ないディストーションサウンドにやられてしまいました。

アルバムを通して捨て曲無し!駄曲無し!文句無し!の1枚です。

当時、わけも分からず狂ったように聴きまくっていた私が、エモという言葉を知るのは少し後になります。

 

現在、エモという言葉は様々な場面で使われていますが、私にとってのエモの原点は間違いなくここにあります。

 

もちろん全曲好きですが、特にお気に入りなのは9曲目のこの曲。

"I'm A Loner Dottie, A Rebel"

イントロから切なさ全開で、涙ちょちょぎれちゃいます。

 

 

The Get Up Kidsといえば、昨年2013年の11月にtieemoというフェスに参加しました。

その時にフロントマンのマットと2ショットを撮ってもらえました。私の数少ない宝物ですね〜。

 

ちなみに、このアルバムは2ndですが、私は1stも大好きです。

1stは気が向いたら取り上げようと思います。

 

長くなってしまうので、今回はここで終わりにします。

では〜。

 

 

はてなブログはじめます 〜ブログ名に込めた想い〜 

 

「ブログ名どうしよっかなぁ〜」

ブログを始める人は誰しも最初に悩むのではないかと思いますが

・・・何も面白いブロブ名が思い浮かばない中でなんとかひねりだしたのが

 

不道徳教育講座 〜everything but the shady passion〜です。

 

このブログ名について、簡単に説明しますと、

 

不道徳教育講座

→最近読んだ三島由紀夫の書籍名をそのまま引用。

 

不道徳教育講座 (角川文庫)

不道徳教育講座 (角川文庫)

 

 

ここ数年の中でも衝撃を受けた本のひとつ。「不道徳を謳うことで逆説的に道徳を説く」という内容で、勝手に抱いていた三島由紀夫の堅苦しいイメージを払拭してくれました。ユーモラスでウィットに富んだエッセイ集。最高!

三島由起夫の文章は知識と経験と才能に裏打ちされたもので敵いようもないですが、あんな文章書けたらいいなぁという思いを込めています。本ブログ自体で不道徳教育を行うつもりは全くございません!

 

everything but the shady passion

→割と好きな「everything but the girl」というアーティスト名をモジって引用。(ちょっとオシャレな響きだったから・・・)


Everything But The Girl (EBTG) - Missing Live 2000

 

和訳すると「胡散臭い情熱以外は何でも」という意味。

個人的な考えですが胡散臭く情熱的なものに接すると何とも言えない気持ちになります。例えば、SNSで新年の胡散臭〜い抱負を述べている意識高い系の学生とか。もちろん純粋に情熱を傾けていることが真っすぐに伝わるものであればいいのですが、目的を履き違えた雰囲気が感じてれてしまうと全身が痒くなって「あーっっっっ!!!!」ってなります。 

そういった誰しも持ってしまう可能性のある「胡散臭い情熱」・・・

ただ「shady」は「日陰の」とか「陰の多い」とかそういう意味の形容詞としても使えます。すなわち「日陰の情熱」=「普段隠れている」という意味にもとれないかなぁと思ってます。

私も人間である以上、書くからには誰かに見てもらいたい。そう、承認欲求があります。胡散臭く普段は表出していないパッションをこのブログでは表現していけたらいいなぁと思うわけです。

 

ブログの内容

ブログの題材に特に制約は設けないつもりです。

音楽が好きなので、そういった内容を扱っていけたらと思うし、政治や経済のこと、仕事で考えたこと、日常生活で考えたことを扱うこともあると思います。本の感想なんかもいいかな。あとから読み返して、「あーあのころこんなこと考えてたんだ」となったら面白いなと。いまのところ、そんな気持ちが強いですね。

また、趣味の話は「です・ます調」、時事的な話は「だ・である調」でいこうかなと思います。

どんな感じになってくだろう・・・!?

 

とりあえずこれからブログはじめます。